4級審判の自由帳

子供と一緒に、パパ審判をかんばる日記です。

審判記録 11/3

市内ではあるけど、電車とバスを乗り継いで練習試合に。

2チーム作って、10分で交互に試合をやる感じで、審判もお互いのチームから交互に出す進行。

こちらは人数もいたので、その場で臨機応変に入る感じで、結局副審を2回、主審を2回やった。

副審では、それほど際どいシーンは多くなかったが、チームによってはトップの子がオフサイドを完全に理解していない(?)ようで、オフサイドポジションにいる時間が長く、神経を使った。

主審では、基本的に厳しい接触はとらなかったが、1回お互いに足を上げながら突っ込んでくプレーがあり、最初に足を上げて突っ込んだ側の子のファールとした。実際には、最初に上げた方の子が、相手に当たり痛んでいたので、パッと見た感じでは逆では?となる感じだが、私が横で見ていた範囲では、先に足を上げて突っ込んで行き、その後接触があったので仕方ないという判断。

自分の時ではないが、相手の守備陣がバックパスをし、ゴールラインギリギリでゴールキーパーがキャッチして、間接フリーキックとなってしまったシーンがあった。

逆サイドではあったが、ゴールキーパーがキャッチした一から間接フリーキックということをすぐに察知したうちのチームの子が、クイックリスタートで壁ができる前にゴールをして、審判もゴールを認めた。

論点は2つで、1つは、再開位置が正しかったか?ということ。

ゴールキーパーがキャッチした位置はゴールエリア内だったので、本来であればゴールラインと平行な、ゴールエリアの境界線の一番近いところ、になるはず。

なので、ゴールキーパーがキャッチした位置から少し下がった場所が正しい再開場所だったが、審判の方も認識していなかったようで、そのまま始めてしまった。

論点の2つめは、プレーを止めるべきか、ということ。

審判がクイックリスタートを認めたのであれば、それは競技規則上問題とはならないとは思うが、守備側の選手が状況を把握していないことを見ると、個人的には一度笛でプレーを止めて、セットして上げてもよかったのでは、と思った。

そのまま始めたら即1点になるのはわかってるし、守備側が勝手に(攻撃側と関係ないところで)違反した話だし、まだ育成年代の小さい学年だということを考えると、自分だったら一度切って、状況を説明し、壁を作ってあげるかなと思う。

クイックじゃなくても、ゴールエリアの境界線なのだから、チャンスには変わりないわけで、壁くらい作らせて上げても良いのではと。

その試合は、その失点でリズムを崩して一方的な試合になったことを思うと、より良いレフリングとは何かというのを考えさせられるシーンだった。