4級審判の自由帳

子供と一緒に、パパ審判をかんばる日記です。

審判記録 11/11

同じ地域のチーム主催のカップ戦に参加したため、割り当てのあった試合を3試合担当。

1試合目:副審A2

主審の方はあまり知らないチームの方だったが、立ち居振る舞いは貫禄があり、笛もバルキーンで、しっかりとした第一印象の方だった。

試合前の簡単な打ち合わせでは、ファールスローは甘めでとのことだったので、ひどいの以外は基本的に取らないで流すというところを確認。

試合の流れで、タッチライン側の団子状態のシーンが何度かあり、オフサイドラインをキープしながらの見極めが難しく、前半は少し焦っていたのか、主審と差し違えなど、冷静な対応ができなかったと反省。

事前のうち合わせで、わからない場合の対応とか決めておけば良いのか、ワンタッチがあったか副審から見えない場合に結構困って、気持ち的に少し動揺してしまった。

途中からはこちらも慣れてきて、冷静に主審とアイコンタクトをしながら進められたけど、本当に審判といえども試合の入りが大事なんだなと痛感。

 2試合目:主審

同じくらいの実力のチームの対戦。

球際厳しくいくところは基本的に流しつつ、いつものように不用意な手には注意しながら見極める。

途中、主審からワンタッチが見えたので、副審のジャッジを訂正したが、その反動かその後は極端に副審に任せきりになってしまったかもしれない。

スローインから流れたボールをFWが受けてシュートし、副審がオフサイドのフラグアップがあったが、GKがキャッチしていたし、間の関与がないと判断したので、フラグアップをキャンセルした。 最後に確認したら、途中1タッチあったようで、フラグキャンセルは正しくなかったが、アドバンテージという点で影響はなかったのでよかった。

攻撃側が左サイドの突破を試みて、守備側がボールを奪って前に進もうとしたところで、外野からボールが入って選手に接触。 そのままボールは流れたが、ボールをコントロールしていた時に影響があったので、一度止めてドロップボールで再開をしようとした。

ここで、攻撃側の選手は状況を理解したが、守備側の選手が状況を理解できず、攻撃側の選手のみが来てしまったが、主審としては指示できないので、ボールが落ちてから再開だよと声かけて、そのまま再開。

そのまま攻撃側の選手が蹴り、ゴールになってしまった。 本来は守備側の選手がボールを奪ったところで止めたので、そこに落としたかったが、競技規則上はそれができないのでと迷いつつ、コモンセンス的にはやはり良くなかったのかと思っていた。

そして、試合はそのゴールもあって2−0で勝敗がついてしまったが、負けたチームのコーチが終了後に話しに来て、ドロップボールの理由と、スローイン側の見極めについて質問と要望をしていった。

ドロップボールについては、コーチの方は見ていなかったようで、ボールが入ったことも認識していなかったようだが、説明したら仕方ないという感じ。(抗議にはなっていけないと気を使ってくれていたと思う)

タッチ側の見極めについては、主に副審に向かってだと思うが、逆が多かったので今後注意してほしいというコメントだったので、ありがたく受け取った。

実際どうかわからないとは思うが、後味の悪い試合になってしまったことは事実なので、反省する部分は多かったと思う。

 3試合目:副審A2

前の試合がうまくできなかったので、挽回する意味も兼ねて気合いを入れて、でも入れすぎないようにして望んだ試合。

うちのチームが決勝まで進んでいたので、3位決定戦ではあったが、重要な試合の担当になった。

主審の方も副審をきちんと見てくれたので、焦らずに、集中してジャッジし、迷わずに判断できたと思う。

結果的に、最後はPK戦になってしまったので、GKのライン監視を担当。

蹴る前にGKが前に出るなよと祈りながら見ていたが、その違反はなかったが、終わったGKがゴール横に座り込んでしまい(最初に待機場所は説明していたが)、場所を直している間に主審とキッカーが気づかずに蹴ってしまうことがあった。

もちろん、旗を上げていたのでやり直しになったが、ゴールしたのにやり直しになるのは、ちょっと可哀想ではあった。

(とはいえ、止める理由になったGKは、キックした方のGKなので、自分のチームのせいなのだが)

 反省

全体的に今日は不安定なジャッジが多かったように感じた。

抗議(言い方はコメントだが)を受けたこともそうだが、特に最初の入りからバタバタし、焦り、冷静に切り替えるまで時間がかかってしまった。

まず冷静に、集中することがないと、どんなに競技規則を勉強しても仕方がないし、その上で試合を円滑にするために臨機応変に(コモンセンスとして)進めることは本当に難しいなと感じた1日だった。

終わってから相当へこんだけど、こういう経験をして次につなげなきゃいけない。