ホイッスル
審判に必須の用具の主たるものは、ホイッスルです。
4級審判であれば、とりあえずホイッスルがあればなんとかなるケースも多いです。
なので、まず最初にホイッスルを買いましょう。
ホイッスルの種類
大きく分けて、ホイッスルにはコルク入りとコルクなしのものがあります。
ある程度審判を続けていく人であればコルクなしのものを使うのが一般的のようです。
コルクあり
コルクありの一番のメリットは、とにかく手頃な値段で手に入るところでしょう。
安いものなら、とりあえず¥100ショップで手に入ります。
JFAのサイトKickOffでも、手頃な値段で購入できますし、意外にこれだけでも十分やっていけます。
コルクありのメリットは、肺活量がなくてもきちんと吹けるので、子供や女性など、肺活量に自信がない方でも使えます。
一方で、スタジアムなどの音量が必要な時に出しにくい点や、雨に濡れるとコルクのせいで音が出にくくなるなどのデメリットもあります。
まぁ、意外となんとかなるものなので、とりあえず最初に買ってみて、使いながらステップアップするかを考えるというところでしょうか。
ちなみに、上のモルテンのものは競技用のものなので、これはこれで主力ホイッスルになり得ると思います。
ワールドカップで吹いたことで有名な岡田さんが愛用していたと言われる、野田鶴声社のホイッスルは、コルクなしホイッスルの最高峰と言っても良いと思います。
現在Amazonでの取り扱いはないようですが、コルクありを使い続けたい方はこちらも検討されてみると良いと思います。
コルクなし
レフリーを志す方の多くは、コルクなしのホイッスルを使うようです。
慣れれば綺麗な音色で、大音量で吹けるから、特に広いスタジアムで吹く事を想定すると、こちらの方が有利ですね。
また、コルクがないので雨に強いとか、壊れにくいとか、色々なメリットがあるとも言われたりします。
その最高峰(値段も最高額)はバルキーンで、開発にはあの西村雄一さんが関わっており、Jリーグの公式でもあります。
音のキレもよく、かっこいい音色が出ると評判ですね。
他にいくつかありますが、代表的なのはドルフィンシリーズでしょうか。
モデルは様々あるようですが、ドルフィンProとドルフィンFが有名ですね。
値段はバルキーンより安いですが、これだけで十分それっぽい笛が吹けます(笑)
ちなみに、こんなカラフルなバージョンもあるようです。過去には限定色もあったとか。
きちんと吹けば綺麗な音色の出るコルクなしのホイッスルですが、吹くには結構な肺活量が必要なため、慣れるまで大変です。
最初は思いっきり息を吹いて、ようやく吹けるという感じですが、実際には走りながら吹くため、さらに練習が必要です。
片手間ではなく、ちょっと真面目にやってみようかなと思っている方や、形から入る派(これ私)の方などは、1つ買ってみて良いと思います。